幕末の信州上田藩。 藤井松平家の下級藩士・芦田家に、柔太郎と清次郎の兄弟が居た。 兄・柔太郎は儒学を学ぶため昌平黌《しょうへいこう》へ、弟・清次郎は数学を学ぶため瑪得瑪弟加塾《まてまてかじゅく》へ、それぞれ江戸遊学をした。 嘉永6年(1853年)、兄弟は十日の休暇をとって、浦賀まで「黒船の大きさを測定する」ための旅に向かう。 品川宿で待ち合わせをした兄弟であったが、弟・清次郎は約束の時間までにはやってこなかった。 時は経ち――。 兄・柔太郎は学問を終えて帰郷し、藩校で教鞭を執るようになった。 遅れて一時帰郷した清次郎だったが、藩命による出仕を拒み、遊学の延長を望んでいた。 ---------- 神童、数学者、翻訳家、兵学者、政治思想家、そして『人斬り半次郎』の犠牲者、赤松小三郎。 彼の懐にはある物が残されていた。 幕末期の兵学者・赤松小三郎先生と、その実兄で儒者の芦田柔太郎のお話。 ※この作品は史実を元にしたフィクションです。 ※時系列・人物の性格などは、史実と違う部分があります。 【ゆっくりのんびり更新中】
[時代]三鏡草紙よろづ奇聞
- ジャンル
- 歴史〔文芸〕
- キーワード
- 日常, 奉公人, 少年主人公, 薬種問屋, 主従関係, 文明開化, 微グロ, 男色表現あり, 怪奇・異形
- 平均文字数
- 1,287文字
- 会話率
- 46.00%
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- 作者:
- RiePnyoNaro
- ジャンル:
- 歴史〔文芸〕
- キーワード:
-
ほのぼの
男主人公
人外
和風
中世
日常
伝奇
ホームドラマ
時代小説
ミステリー
サスペンス
怪談
平安時代
雑学
科学的
- 総合一致率:
- 82.57%
私は竹丸。 平安貴族の藤原時平(ふじわらのときひら)様に仕える侍従である。 時平様には溺愛する幼い姫がいて、いつもその姫のために頑張ってる。 (以下のあらすじは2025/11/11~掲載作品「愛滅の瘴気(あいめつのしょうき)」についてです。) 元恋人に呪われたせいで、音程がとれなくなった謡物(うたいもの)の歌手の、悩みを解決すべく時平様が調査にのりだした。 その歌手の友人には『愛する子供の顔が見分けられない』という症状、知人の仏師には『細かい彫刻が上手くできない』という症状があるという。 三人の共通点を突き止めた私たちは『最愛のもの』を奪い去った『呪い』とも思えるような偶然に驚愕するっ?!! 私は今日も好事家たちの変わった趣味に怖気づく!! (1話ごとに独立していて関連がほぼありませんので、どの1話でもお読みいただけます。)
- 平均:
- 1,798文字
- 合計:
- 677,894文字
- 会話率:
- 36.00%
- 総合:
- 248pt
- 日間:
- 0pt
- 週間:
- 0pt
- 作者:
- KUMANO
- ジャンル:
- 歴史〔文芸〕
- キーワード:
-
ESN大賞9
シリアス
ダーク
男主人公
和風
現代
日常
史実
怪談
陰陽師
ホラー
長編
バディ
- 総合一致率:
- 80.99%
「……夢を壊すようで大変申し訳ないが……、少なくとも俺……、安倍晴明が式神を操り、鬼や怨霊を退治したという正式な記録は残ってない。よってそれらのほとんどは、後世で脚色されたフィクションだ」 どういう因果か、稀代の陰陽師、安倍晴明として平安の世を生きた記憶を持つ大学生、安倍晴朗(あべはるあき)は、今世は陰陽師としての責任やしがらみからは一切関係のない普通の人間として、平穏自由に生きていくと誓っていた。 しかし彼の元に舞い込んでくるのは現代に蔓延る怪異の謎や、自称陰陽師を名乗る怪しい者たちの陰。 同じように過去世の記憶を持つ青年、賀茂保憲(かもやすのり)とともに、 一千年の刻を越えて、再び交じり合う因縁と向き合っていく、因果応報のホラー綺譚。 ・一部史実を基にした創作です。 ・活動報告にて、史実上における陰陽師の職掌などの解説も行なっております!
- 平均:
- 2,005文字
- 合計:
- 214,577文字
- 会話率:
- 46.00%
- 総合:
- 100pt
- 日間:
- 0pt
- 週間:
- 2pt