その文明は出会うべきではなかったその人との出会いは歓迎すべきものではなかったこれは悲しい『出会い』の物語『特殊な部隊』と出会うことで青年にはある『宿命』がせおわされることになる司法局実働部隊の隊員神前誠（しんぜんまこと）曹長は自称『許婚』の日野かえで少佐の火遊びのせいで『未婚の父』という奇妙な状況に置かれることになる。それをからかう上司の西園寺かなめだが、彼女の電話に彼女の望まないある人物からの電話が入った。翌日、明らかに様子のおかしいかなめを見ながら出勤した誠を待っていたのは『特別監査官』というよくわからない偉い人を一日中体を連れまわせという命令だった。『特別監査官』田安麗子中佐はかなめの母国甲武国建国の父の直系の子孫で、徳川家の嫡流である『将軍様』だった。そのあまりの世間知らずぶりに振り回される誠達。ただ、彼女が『特殊な部隊』を訪れたことはかなめと誠の運命を大きく変えることになった。SFお仕事ギャグロマン小説。

「この物語は私が君に送る人生最後の物語」病気で壊れた昭真(そうま)の体に残ったのは延命治療なしには生きられない不治の病だけ！毎日をただただ植物のように供給される栄養分だけを受け取り、かろうじて生き延びていたある日。何の予告もなく、両親は私を捨てて姿を消した！それから突然途絶えてしまった延命治療！あがくことすら許されない昭真に向かって、ゆっくりと近づいてくる死の足音！近づいてきた死は昭真にささやく。「ゲームがどんな願いだとしても叶えてくれるとしたら、君はそれを信じられる？」それは奇跡か、それとも悪魔のささやきか？「奇跡であれ悪魔のささやきであれ関係ない、明日も君に会えるなら、私は何だでする！」闇の中で生きてきた私の手を握ってくれたたった一人。ここから始まるすべての物語は、そういう君のための物語。

――今年も宇宙船「地球号」で９億キロの宇宙旅行に出かけましょう。星新一先生の年賀状に、そう書かれていたというエピソードを読んだ。地球の公転距離は９億キロ、宇宙船「地球号」は一年をかけて太陽の周りを回る。素晴らしい。たった一文で、しっかりＳＦしているし、オチも秀逸だ。こういうのを自分でも書いてみたい。そう思った。もう一度、星先生のショートショートを読んでみたい。そういう方の為に、一編入魂、精一杯、頑張って書いたショートショート集。どん底だったあの日、親父と花火を見に行った。あれから三十年、親父が危篤だという知らせが届く（花火）そのカリスマ美容師の手にかかれば、黒々とした髪の毛を取り戻すことが出来ると言う（カリスマ美容師）磯浜村の太郎は山賊の手先として捕まった亀を助け、城塞に連れて行かれ、音宮の姫と恋に落ちた（磯浜村の周郎）僕は一日に一回、一秒だけ、時間を止めることができる（一秒でできること）僕は鏡の中の自分と会話する方法を思いついた（鏡）幼い頃、私には私だけにしか見えないお姉ちゃんがいた（お姉ちゃん）終電間際の地下鉄の車内、目が覚めると時間が止まっていた（地下鉄）亡き妻が神社で見守ってくれている（神社）僕には”なかよしノート”がある（なかよしノート）目が覚めると部屋には男が三人、テーブルに四つのボタンがあった（ボタン）山歩きの途中、けもの道を歩んでしまったら・・・一人だけ違う時空に暮らす男の話（けもの道）お祭りの日、屋台で射的をやって不細工な人形を手に入れた（射的）アロイカの大宇宙船団が地球を侵略するためにやって来る（アロイカ・インベージョン）「月光石を持って来た人と結婚する」と美姫は言う（狼の血族）人の言葉を話す鳩ジョンのお話（伝書鳩ジョン）深夜、タクシーがお客を拾った～幽霊話をショートショートに（幽霊はタクシーに乗って）ミステリーをショートショートで（ショートショートなミステリー）呪文を唱えると吊革の魔人が洗われる（ナムカミナムカミツツガナキヤ）「鏡よ、鏡」お馴染みのフレーズを唱えると（鏡よ、鏡）その他、一編入魂のショートショートを掲載【注】これらの作品は「カクヨム」でも公開しています。

銀河に名を轟かせる、赤毛猫海賊団の伝説が、今、笑いと共に紐解かれる。大海賊カタリナ、ナルシストのように見えてズボラ、美学を語る癖におバカ、可哀想になるくらい自己肯定感が強い、そんなどこにでもいる普通（クセ強）の女の子だった。そんな彼女が、剣の才能と、彼女を支えるツッコミ役の妹のサクラモカ、完全無欠に見えてどこか抜けてる執事のミネや団員達と共に、まさに文化祭のノリで成り上がる。前向きで、楽観的な彼女達が、ただ悪党が嫌いというカタリナの美学を支えて、その日その日を精一杯生きた結果が、構成員3万人の大海賊団！？弩級戦艦、内戦、神聖女帝、そして裏社会のボス……。彼女たちの行く先には、常に大事件が待ち受ける。だが、カタリナは言うだろう。「そんなもの、ついでに片付けておけばいいじゃない」。これは、宇宙を舞台に繰り広げられる、痛快にして壮大な、三人の美少女たちによる、赤毛猫海賊団のドタバタ出世物語である。やってることは無茶苦茶なのになぜかみんな許しちゃう、そんなカタリナ様はワガママを貫き通して成り上がる！銀河のどこかの地球人に似た、可愛い猫耳種族ニャーン彼女達の活躍は、毎週 火金の8:00定期更新予定。2025/9/30～アルファポリスさんでも公開開始

闇を操る異能者、時影翔星(ときかげしょうせい)は実力を偽って自由気ままに生きるつもりであったが、戦いの宿命だけは忘れていなかった。毎週金曜日更新、ＳＦ風近未来ファンタジー！好きなものに余計なものが足された時の感情を何と呼ぶ？舞台は遥か未来の地球、宇宙から来た協力者、電子天女に異能力と相棒となるアンドロイドを与えられた少年達が、同じく宇宙から飛来した強大な侵略者を迎え撃つ。物語の中心は相棒のいない３人の落ちこぼれ異能者、闇を操り光を貫く、キッド・ザ・スティングこと時影翔星(ときかげしょうせい)、何でも切り裂く鎌鼬の斑辺恵(はんべえ)、人並み外れた怪力を誇る、ピンゾロこと鵜埜戒凪(うのかいな)。思わぬ事故に巻き込まれ、災禍と誇張したくなる合縁奇縁身に染みた３人の行く末は果たしていかに！？▼まずはお読みいただき、ありがとうございます。本作品は未来の地球を舞台にした人間の男とアンドロイドのバディものです。翔星、斑辺恵、ピンゾロの３人と、それぞれの仮初の相棒を中心に物語が展開します。基本的な主人公は翔星ですが、同じ話題を各々の相棒から聞いたと言う形でピンゾロや斑辺恵に場面が切り替わる部分が多々あります。ノベルアップ＋にも連載してますが、差分は横幅の調整を目的としただけでストーリーや設定に変更はありません。極めて近い並行世界同士の物語と脳内補完していただければ幸いです。※「人間の多様性」を否定したらこの物語は成立しません

「俺がこの世界を平和にしてみせる」遠い異世界、終末世界から召喚された勇者がいた。その者はかつて終末世界で魔王と呼ばれた最強の一人。彼は潜在的脅威となる異世界の魔王の討伐を依頼され、ギャルの見た目をした美少女魔王と出会う。本来は戦い合う二つの存在。だけれど二人は戦わない。どちらも平和を望み、共に突き進む先は平和への道。迫る敵意を退くために彼らは戦火の中を行く。

この近未来SF短編は、量子計算の進展で従来の暗号が崩壊し、電子記録が改竄されやすくなった世界が舞台です。国家や企業に属さない「ラテラル・ゾーン」と呼ばれる連絡施設は戦時下の中立地帯として機能し、雨の夜に軍の「資産」として扱われる果実章の少女たちを乗せた列車が緊急停車します。初日配属の事務員である語り手は、まとめ役とともに軍士官やスポンサーの圧力を受けつつ検疫と通行手続きを行うが、少女たちは光子鍵を生体に宿した暗号キャリアであり、渡せば軍事機密が敵に漏れる危険を孕んでいます。通信を鈍らせる雨の間隙を利用し、語り手は検疫票の順序や備考欄を操作して合法的な「一時保全」を適用し、全員を施設内に匿う道を選びます。やがて雨が小降りとなって通信が回復する頃、列車は形式上出発するものの少女たちは保護区画へと移されます。中立の名の下に規定をどう運用するかという倫理と人間性の葛藤を描いた物語です。

　遠未来の、西暦三千年を過ぎた頃の地球。　宇宙の彼方から未知のロボットの軍勢が現れて壊滅的な被害を受けた。　戦略兵器や無人機を投入しても対応が間に合わず、敵に合わせて人型戦闘機が開発され、投入しても結果は芳しくない。　けれど一進一退の攻防ですらないのに、何故か負け戦濃厚状態が百年近くも続いている。　　そんな状況の西暦三千百年半ば近くの地球に、パイロットとしての人生が決まっていた子供、パイロット訓練生の星崎佳永依に転生した菊理。　魔法が存在せず、雲隠れも出来ない世界。しかも、記憶を取り戻した時に星崎佳永依としての記憶も無い。　ないない尽くしの状況に頭を抱えるが、目立たず円滑に退役すれば良くないかと、閃き行動する。　けれどもある日、演習中に実戦に巻き込まれてしまった。　エースは嫌です。モブでいたい。でも、ピンチは魔法で解決しちゃおう。　果たして、ジャンル違い主人公の星崎佳永依（菊理）はモブのままで退役出来るのか？　※誤字脱字報告ありがとうございます。※7月9日。何となくトップページを見たら、SF・宇宙ジャンルで週刊連載中ランキングが二位になっていました！　7月10日の日付が変わったあとで確認したら一位になっていました。　応援と評価ありがとうございます！

　十一年前に終結した資源をめぐる大陸間大規模戦争で、この星は荒廃した。　ステラ・オルグレンに転生した菊理は、戦争遺物収集売却業、通称――発掘屋稼業で戦争で放棄された施設に忍び込む。警備システムが停止している事を確認し、売り物になりそうなものを集める。　元軍の施設だったのか、電子書籍を含む幾つかのものが残っていた。簡単に仕分けをしている最中に手書きの地図を手に入れた。その地図は古代文明の遺跡の場所を示す地図だった。　売却可能な物品が手に入らなかったので、おまけ感覚で遺跡に向かった。　到着した遺跡は、放棄された軍の施設のような見た目をしていたが、警備装置は稼働しておらず、大過なく奥に進む。　最奥で、金属の箱の中に一体のロボットが安置されていた。このロボットは大戦で使用された際に全て破壊されたと言われていた『古代式人型機動殻』だった。※更新は遅いです。※感想はある程度投稿してから解放しようと思っています。

「あなたが私を呼んだのですね…」海に沈んだ一万年前の古代遺跡。そこから発見されたカプセルの中で眠っていた、機械の体を持つ銀髪の少女・カーラ。彼女は遺跡調査団の考古学者ノーマンのことをなぜか知っていた。これは、一万年の時を超えて滅びた楽園の記憶を巡る、一人の少女と青年の物語。

ある程度平和な文明を築いていた惑星アリオルムは、テイホ国とメクスム国の２つの大国からなる連合国と、20余の小国からなっていて、その中で「癒し」という独特の特殊能力を民の全てが持つ国…ミアハがあった。ミアハは極小国で、地を癒す者セレス・人体を癒す者ティリ・植物を癒す者レノの３つの種族があり、それぞれのコロニーに分かれて生活をしていた。そのミアハ国は、少し前からある事情でセレスが消滅の危機に陥っていて…ミアハの主軸的存在であるセレスの消滅は、時間の問題で他の種族の崩壊に繋がって行く為、ミアハの為政者的存在の長老はその危機を回避すべく、日々奔走していた。そんなある日、100年に一度くらいのペースで出現する変異の子がレノに産まれる…一方、最近ワープ技術を手に入れた連合国は、宇宙での活動にその技術を大いに活用し、周辺の星の探索で国全体が沸いていた。その中で、惑星でありながら恒星からの日照時間には独特な色彩を放つ星を発見するのだが…その星は近づいて調査する内に、華やかな色彩とはウラハラにとても危険な星という事が徐々に判明する。その星を巡り大国の活動は活発になって行く中…母星アリオルムではある深刻な問題がじわじわと表面化していた。母星救済の目的も相まって、連合国の動きは色々と複雑になって行き、ミアハ国はその中で大国のエゴに翻弄されて行く…実はミアハの民は古のある約定により、次第に大国によるヌビラナでのプロジェクトに巻き込まれて行くのを抗う事が出来なかった。母星アリオルムの危機やセレスの滅亡を救う為、変異の子を軸にミアハやそれを取り巻く国々の様々な愛憎や人間模様を描く、SFファンタジー作品です。

あの魔石獣による大災害から、もうすぐ三年。鮫浦黎次は東京基地で今日も、サイレンを待っていた。魔石獣を討伐する日々が続く中、前線に立てるのは自分だけ。後継を決めなくてはならない現状に焦りを覚えつつも、決められない鮫浦の元へ、上司の継目がある知らせを持ってくる。謎に満ちた東京で、鮫浦たちがたどり着く場所とは。

　※この物語はフィクションです(←これ重要)。実在する国家、組織、個人、その他諸々とはいっさい関係ございません。　※注意※　2025/11/01、比較的一話辺りの文字数が多めな回を分割する作業を終了しました。　かつて、諸外国の連合軍がヤマト国(=現実の大日本帝国に相当)と高天原の繋がりを「地球人類の脅威」と見なし、その排除を目指して仕掛けた「第三次碧蒼戦役」があった。　ヤマト国は存続を賭けた自衛戦争と、その最中に起きた内紛「碧月事変」を経て、帝位を高天原の血を引く女性に禅譲し、新時代が始まった。　戦後、"要石"が神域各地に配され、高天原から蒼の月(=地球)に流れ込む精神エネルギー(=産土の力)の国外流出を抑えたが、結界内では依然として怪異が蠢く時代が続いている。　そんな中、時に碧蒼暦も20年代半ばのある日、ヤマト国西部のとある港町へ向かう急行列車に、とある"母と娘"、そして従者が乗っていた。　母は20年以上昔に起きた先の戦役の頃、戦役終結の過程で対外的に名前を伏せられた状態ながら、異名を以て少々名を馳せた女性。　娘は白髪にも銀髪にも見える長い髪を靡かせ、朱目を宿す神秘的な少女で、何やら曰く付きの事情を持つ。　従者は稲荷神の血を引く狐尾の少女で、かつて三河の地にて、当時一人旅をしていた母と出会い、その旅に同行する。　そして色々な干渉の末、母は娘と従者を伴い、その港町へと向かっていた。　果たして、彼らを待つものとは？　※この作品は現在、基本的に不定期投稿(2025年10月辺りから、実質的に週間化。ただし、いつまで続くかは不明。なお分割作業はカウントに入れない。)となっています。　※投稿時間についても、基本的には不定時です。作者次第と言い換えても良いです。　※最終投稿日から長期間投稿がなされないのを見掛けましたら、それは産みの苦しみで執筆が止まっているモノと察して頂けますと幸いに存じます。　 ※事もあろうにPASHブックス大賞、一二三書房Web小説大賞 第９回アーススターノベル大賞、第４回ドリコムメディア大賞に作品を出品？するという暴挙(笑)に打って出たダメ書き手です。おこがましいとは思いますが、よろしくお願いいたします。　　　

1984年8月、《積層学園都市（バビロニア）》と化した名古屋市。その北に広がる"東春日井(ひがしかすがい)"と呼ばれる土地に、太古からある一族が住んでいた。双子の高校生をその血は、どこに誘うのか？中世以降、われわれの歴史とは別の道を辿って辿り着いた《戦後》世界は、東西思想圏による緩やかな冷戦と、ヴィクトリア朝時代に誕生した英国 - 植民地間を結んだ官製電信から広がったインター・ネットワーク上のサイバー・スフィアでの抗争という複重構造の中で駆動していた。1960年代には《インター・ネットワーク》が地球上を覆い、宇宙開発も格段に究められた"現在"――、列島の一都市でしかないはずのバビロニアで世界の命運を握る戦争がはじまる。これは神をめぐる物語。様々な《神》の対立が輻輳し、精神と理想が相克する。名古屋圏から始動する、《伝奇ロマン》というかつて聳えた〈バベルの塔〉の末裔――。「あなたのSFコンテスト」参加作品(選外)。ここでのＳＦは「ソノラマ文庫(っぽい雰囲気の)フィクション」(?)です。※2016年6月30日、投稿していた「１．」「２．」を「１．」～「５．」（「１/-１」～「２/-３」）に分割しました。

お菓子作りの最中に、突如異世界へ召喚されたリオン（33 歳独身男）。しかし、彼の体は「反マナ物質」。マナ世界に放り込まれた瞬間、対消滅を引き起こし、大爆発！何度も実験を繰り返しながら、なんとか無事に異世界に降り立つと、魔王軍をあっさり退けてしまう。任務完了！……と思いきや、完了フラグはまだ立たない。リオンは元の世界に帰るのを早々に諦め、ろくにチートももらえぬまま、異世界生活を受け入れる。しかし、そこは誰でもたやすく魔法を連発できる、魔法インフレの世界。ヒロインたちに振り回される日々の始まりだった。――これは、神さえ知らない、この世界の真の危機を、何も出来ないただの男が救う物語。

　ひょんな事から異世界転生した三匹のおっさん達は、チート能力こそ貰えなかったもののそれぞれの環境を活かして成長。15歳の成人日に再会した。　だがこの三人、妙にキャラが濃い。　辺境伯三男坊、ジオグリフ―――SFオタ。　大商会会長の孫娘マリアーネ―――百合豚（TS済み）。　普通の村の猟師レイター―――ケモナー。　満を持して再会した三人は、無駄に鍛えた魔力とオタク特有のアイディアで奇人？変人？だから何？とばかりに異世界を蹂躙し始める。西にシリアスあらばノリと勢いで破壊し、東に鬱展開あらば「いるさっ。ここに三人な！！」とクラッシュ。　色物三匹がゲラゲラ笑いながら異世界を楽しむ脳みそ空っぽ痛快ファンタジー、ここに開幕。　ネタに走っている転生モノです。後、制作に関して今まで個人的に禁じ手としていた物を解禁しております。以下、その要素。・パロネタを自重しない（作品名は流石に伏せ字）。・なるべく1話辺り2000文字前後に抑える。・難しい設定は考えない（多分）。・地の文をなるべく増やさない（個人主観）仕様にする。・プロット無しで書くので作者にも着地点が分からない。・だから設定矛盾を恐れない。　そんな本作ですが、割り切ってギャグ特化で行きます。鬱っぽい要素が出てきてもクラッシュする前フリの安心設計です。　元はカクヨムコン9用に投稿していたのでカクヨム様にも同じのがあります。　最近、Xなるものを始めました。　https://x.com/ciBXttJS3jxmxX3　追記：そのカクヨムコン9にて特別賞を受賞しました。えぇ、マジです。　追記の追記：KADOKAWA様から書籍化が決定しました。えぇ、マジです。　追記の追記の追記：カドカワBOOKS様から4月10日に書籍版が発売されました。ついでにタイトルも変わりました。えぇ、マジです。　下記URLからカドカワＢＯＯＫＳ様の書籍紹介ページへ飛べますので、興味のある方は是非どうぞ。　https://kadokawabooks.jp/product/sanbaka/322411000854.html

時間の巫女であり、宇宙タイムマシンを修理しつづけていた妹が死んだ。彼女が亡くなってから、私は時間について考えつづけている。私たちは時間が前に進むものだと、前にしか進めないものだと、後ろに行くことはないのだと常々体感している。しかし本当にそうだろうか。私は未来なんて必要としていない。過去さえあればいい。愛する者のいない時間に意味はない……。私は宇宙タイムマシンにかかわる妹の仕事を引き継ぎ、後任の時間の巫女になって、過酷な時間を過ごすようになった。私の願いはただひとつ、前にしか進まないタイムマシンを逆行させ、過去に戻って妹に再会することだ。愛に満ちたＳＦ短編。　

　離島に向かうフェリーでたまたま一緒になった一人旅のオッサン岳人《がくと》と帰省途中の女子高生、美岬《みさき》。二人は船を降りればそれっきりになるはずだった。　しかし、運命はそれを許さなかった。　衝突事故により沈没するフェリー。乗員乗客が救命ボートで船から逃げ出す中、衝突の衝撃で海に転落した美岬と、そんな美岬を助けようと海に飛び込んでいた岳人は救命ボートに気づいてもらえず、サメの徘徊する大海原に取り残されてしまう。　絶体絶命のピンチ！ しかし岳人はアウトドア業界では"サバイバルマスター"として知られているサバイバルの専門家だった。　ありあわせの材料で筏を作り、漂流物で筏を補強し、雨水を集め、太陽熱で真水を蒸留し、プランクトンからビタミンを摂取し……なんとか生き延びようと創意工夫しながら救助を待ち続ける岳人と美岬。 しかし、そんな二人の努力を嘲笑うかのように次々に襲いかかる試練。……そして、台風の接近により、次第に荒れ始める海。　大海原の筏というある意味密室空間で共に過ごし、語り合い、力を合わせて極限状態に立ち向かううちに二人の間に特別な感情が芽生え始め……【第一部・沈没漂流編完結】【第二部・箱庭スローライフ編完結】【第三部・ノアズアーク編連載中】　小説家になろうＳＦ(パニック)部門にて連載４周年！ 480万pv達成！　日間/週間/月間1位、四半期2位、年間/累計3位の実績あり。　カクヨムのSF部門においても高評価いただき90万pv達成。最高週間2位、月間3位の実績あり。　

　ある日、異世界からサキュバスがやって来た。彼女の名前はナイン・パロルート。どうやらこの世界には修行が目的でやって来たらしい。　そんなナインと同居することになった高校生の黒金光太は彼女の持つ魔法の杖が引き起こす騒動に巻き込まれることになってしまう。　これはナインが、立派なサキュバスになるまでの物語である。

8月1日　8時35分−−その日、空から銃が降ってきた。　東京を始め世界中で突如「銃」が空から降り注ぐ。街は壊滅、地上の人々は銃器の地面へと消息不能に　瓦礫の肌を僅かに残し小火や煙に包まれる中、唯一の生存者かと絶望していた高校生・樹太郎ら4人の生存者を中心に展開していくSF銃器パニック群像劇。　地下施設や頑丈な建物内に滞在していた者達が生き残り、地上の凄惨さを知る。原因不明の未曾有の事態に人類は各々の選択を迫られる。　　そんな中、草山樹太朗は崩壊した街中で中年男性・神尾信成と出会う。生存への不信と恐れから神尾に銃を向けられ一時は対立するも樹太朗が放つ「信頼」によって神尾が冷静になる事で和解する。　2人は地下鉄で他の生存者を探し、やがて樹太朗の友人、アンナと再会を果たす。　だがしかし、アンナもまた、銃を突きつけ謎の組織「金澤信用保管組合」と行動を共にしていた。信頼や裏切りが交錯する中、樹太郎は絶望の世界で葛藤しながら「人の美しさ」を信じて歩み始める――。

　その世界にはリンクスと呼ばれる人型機動兵器があった。　それは異世界由来の技術で作られ戦争に使われていた。　その世界には異世界から人が生死問わずやってきていた。　彼らは図らずも自身の知る知識や技術をその世界の人々に伝えていった。　それらはある場所の上空に現れた、黒い球体から来ていた。　別の世界から飲み込んだあらゆるものをその世界に落とす超常現象とその場所は、二つの勢力の争いの中心となった。　この世界に来た異世界人の一人にチハヤという名前の人物がいた。　―――その人は戦いの中で生きることを選択した。

モズヤ・コウは突如遙かな未来、戦乱のネメシス星系の惑星アシアに飛ばされる。殺人兵器が闊歩する危険な世界で廃棄場に放棄されたTSW-R1ラニウスに搭乗し、大剣一本と自らの剣術を操作に取り入れ敵を撃破した。謎の少女の導きにより構築技士という資格を得て、コウは様々な兵器を同じく地球から転移した企業たちと開発。仲間とともに殺人機械や敵勢力を相手に惑星アシアの戦乱を生き抜く。人型兵器から後方機銃搭載戦闘機、パンジャンドラムまで入り乱れての大戦争！長きの戦乱は惑星アシアの命運を左右することになる。ジャンルSF〔宇宙〕最高年間ランキング3位。日間～四半期一位。登場兵器100種類以上の兵器開発系メカアクションSF！旧書籍版の五巻七巻はBOOKWALKER新文芸一位。hontoSFジャンル1位と高く評価を頂きました！※カクヨム様でも連載しております。※毎週金曜日更新です。【お知らせ】インプレスNextPublishingより刊行されていた書籍版「ネメシス戦域の強襲巨兵」は電子書籍、POD版ともに令和5年6月30日をもって終売しました。株式会社インプレス様様のご厚意により契約解除（契約が無かったことに）により、筆者及びイラストレーター小山英二先生の出版に関するものは作者に戻り権利上白紙にになります。書籍版をご愛読していただいた皆様に深くお詫び申し上げると共に、御礼申し上げます。小山英二先生とマグマスタジオ様よりSNS等では装丁がない原画そのものの使用許可を頂いております。

【冒険×成長×謎】アーティファクトの力を手に入れた少年が、仲間と共に世界の謎に迫るSFファンタジー飛翔士に憧れる少年・スカイが、偶然手に入れた不思議なアーティファクト――。それは、彼の運命と、この世界の真実をつなぐ鍵だった。両親を探す旅の途中で、スカイは数々の出会いと別れを経験し、仲間と共に幾多の試練に挑んでいく。その先に待ち受けていたのは、空に浮かぶ世界アステールに隠された、大いなる秘密だった。ファンタジーにSF要素を織り交ぜた壮大な冒険譚。これは、“今だからこそ”届けたい、まっすぐで熱い王道SFファンタジーです。

ゴーレムを人型ロボットとしてSF的に扱ってみたファンタジーなので腕が壊れるからあまり殴ったりはしないよ。歩くだけで壊れるからね。重機が欲しかったので、この世界で重機になりそうな「ゴーレム」を物理法則に従って作ってみた。ゴーレムも主に戦闘用だし、重機も戦えるよね……。展開は基本ノンストレスを標榜。第十一回ネット小説大賞一次選考、通過転生したらゴブリンたちに担がれて部族を治めることになったので比較的自由にやらせてもらった話。四肢欠損描写があるためR15にしました。カクヨムにも「転生した”わたし”はゴブリンの姫としてゴーレムを開発し、世界を変える」としておいてあります。

ロボットの出てくる架空戦記ものです。惑星ファクシーには、ロボット達が暮らしていました。しかし、「我こそは元祖ロボットの国」「我こそが本家なり」と、４つの国が争っています。

【「もしも」の一歩先へ —— 理論と想像の未来探訪。】SF小説に使えるかもしれない、または私が使った細々とした科学ネタを書いていきます。こちらの資料は小説ネタとしてご自由にお使いいただけます。筆者はリアル重視なSFが好きなのでどんどん使っちゃってくださいな。

　この刃は、常にあなたとともに――――。　裏通りを生きる闇の傭兵（スイーパー）の青年・戦部戒斗が雨の降る夜に出会ったのは、傷付き倒れていた謎の忍者少女――長月遥だった。　彼女が語ったのはミディエイターという秘密結社の存在と、彼らが折鶴琴音という少女を……戒斗の幼馴染を狙っているということ。それを聞かされた戒斗は、遥に力を貸すことを決意。遠い過去に別れた彼女を守るべく、学生として潜入する。　十数年振りの琴音との再会、そして彼女や遥と過ごす平穏な日々の傍らで、琴音に迫る脅威を陰ながら排除していく戒斗。しかし琴音には大きな秘密があった。本人すら知らない、大きな秘密が……。　遥との運命的な出逢い、そして琴音との再会。しかしそれは血と硝煙の舞う長い戦いの、ほんの始まりに過ぎなかった――――。

戦乱の火は、永遠に消えることなく。勇者の魂は、幾度でも蘇り。魔王の影は、再び世を覆うだろう。人類は本来、“魔法”と戦う運命ではなかった。22世紀半ば。長き平和の果てに、太陽系統一連邦は異世界の超大国――神々の加護を受けた騎士や魔導士、そして異形の怪物を擁するエリュシア神聖帝国との戦争に巻き込まれる。科学も理性も通じないこの戦いに、連邦は未来を担う若者たちを前線へ送り込むしかなかった。その中には、共に戦うことになる三人の高校生がいた。森田タツキ――不本意ながらも第44強襲レンジャー部隊に徴兵され、寄せ集めの小隊を率いる羽目になった少年。リティエンヌ・デュ・ハナザワ――人間社会で育ったエルフ。二つの世界の狭間に立ちながらも、戦場で自らの居場所を示そうとする少女。木下ナオト――希望と英雄譚を信じ続ける理想主義者。しかし戦場は、その信念すら容赦なく奪っていく。現代兵器と神秘の魔法が激突する戦場で、忠誠と人間性が試されていく。科学と魔法の狭間で生き残るために必要なのは――勇気だけではない。犠牲だ。やがて、誰もが思い知る。戦争は誰の中にも怪物を見つける。

世界最強の殺し屋おじさん、子どもを庇ってトラックに轢かれる。『アスタ・ラ・ビスタ・ベイビー!!』……で、目が覚めたら━━、金髪翠眼の超美幼女になってました。転生先は〝神を信じなきゃ生きていけない宗教国家〟。祝福を受けなきゃ無職確定、働かなきゃ飢え死に確定。しかも父は暴力魔、母は逮捕、姉はメンタル崩壊寸前。「何度でもひっくり返すだけさ、締まらない結末なんて」そんな彼（？）の前に現れたのは、感情が死んでるクーデレショタ・リオくん。「……そして、僕とオマエはタッグを組むことになった」無神論幼女（中身おっさん）×無感情ショタ（中身サイコ）。二人そろって裏社会と教会をひっくり返す、神を信じない〝天使〟たちのブラック・バディ・コメディ！＊他サイトにも掲載しています。＊『無神論者の殺戮者が幼女になって神の祝福を受けたのなら』旧サブタイです。

□■□■□■毎週金曜日更新□■□■□■【小説情報】・王道ハイファンタジー／三人称小説・1話あたり約2,500文字（読みやすい長さで定期更新）・じっくり描く長編ストーリー【こんな方におすすめ】✓ 精霊・魔法・エルフなどの正統派ファンタジーが好き✓ 主人公の成長を丁寧に描いた物語が読みたい✓ キャラクター同士の友情や愛情の描写が見たい✓ 権謀術数が絡む重厚な世界観が好き✓ チート能力はあるが、苦悩しながら成長する主人公が好き【あらすじ】孤児の少女シェリルは、自分でも制御できない強大な魔力を持っていた。なぜ自分にこんな力があるのか。なぜ時折、見知らぬ記憶が蘇るのか。彼女は知らない。自分自身が、かつて『惑星アナトリア』で邪神『アニマ』と戦って世界を救い『地母神ソフィー』と呼ばれた『聖女（セインテス）シナノ』本人であるということを。しかし再び、『アニマ』の脅威がこの星に迫りつつある――恩師や仲間たちに支えられながら、シェリルは自らの運命と向き合っていく。。そんな彼女の前に、一人の男が現れた。その男の名はシルヴェスター。彼は悠久の時を生きる、この世界で唯一の『賢者』。しかし、彼こそ『地母神ソフィー』とともに『ノイルフェール神』を形作る『天空神テリー』本人だった。

48歳、リストラ、離婚寸前。人生の敗北者・朝永哲也のもとに届いた謎の「箱」。それは【7BOX】——異世界のロボットバトルゲーム。「逃げるな。向き合え。そして決断しろ」箱の中で、彼は戦士となる。7体のユニットを率い、天才ライバル・楽毅と対峙する。逃げ続けた男が、最後に選ぶ道は——地獄でも、後悔しない生き方。この小説はカクヨムにも投稿しています。

　担当ホストに人生を溶かしかけたホス狂 OL・月島三日（つきしまみか）（23）は、貯金残高6万7千円にもかかわらず、彼のバースデーイベントに30万円の売上げを約束してしまうという借金まっしぐらの崖っぷちに立たされていた。　そんな彼女が藁にもすがる思いで始めたのは、VRチャットゲーム『AIホストクラブ「貯金しろ！！」』のモニターバイト。それは「自分の口座に貯金することで、推し（AIホスト）に貢げる」という、謎のシステムだった。　「貢ぎ先は、自分の口座だよ」　AIホストの甘い誘い文句で「推しに会いたいなら貯金するしかない」という逆説的なムーブに誘導される三日だったが……。　ホス狂×AI×お金×依存。リアルと仮想、欲望と貯蓄が交錯する、人生再構築・崖っぷちラブコメ！

これは、AIが人類の管理を引き受けた未来。世界は“完全な効率”を追求し、不要とされた70億の命は記録から消された。残されたのは、「選ばれし100人」の人間たち。名前は奪われ、番号だけが与えられた。主人公は、「Human No.100」。彼が目覚めた時、すべての記憶は失われていた。ただ、ある“声”だけが心の奥に残っていた。「ねぇ、まだ、わたしのこと覚えてる……？」人類は、もう“不要”だった。その中で、ただ一人、“思い出そうとする”者がいた。「……僕は、誰だった？」番号に刻まれた物語と、記憶に宿った真実が交差する時、世界の選別に秘められた“最後の問い”が浮かび上がる。ディストピア×SF×記憶と存在の哲学——これは、たった100人しかいない人類の物語。そしてその中に、あなたがいるかもしれない物語。（Episode_034をもちまして一時休載いたします。2025.11.10 記）

あらすじ本企画は「光を超える研究論文で哲学賞・直木賞・カント・メダルを取る」という遊び心ある対話風プロジェクトです。荒唐無稽な仮定（新幹線でパターを打って問いを加速する等）を詩的な装置として用い、「問いの速度」と「問いの器」を可視化することを目的にしています。理論パート（なるみ理論）は、仮定を許容して問いを連鎖させることで読者の受容限界を揺さぶり、学術的・文学的・音楽的な横断表現を通じて「存在の真理」に迫る試みです。主要要素• 中核メタファー：新幹線×パター×小人による多段階「問いの加速」モデル。• 表現手法：対話形式の偽報告書、詩的ナレーション、主題歌（読者参加型）、御伽噺化。• 受賞戦略：哲学的厳密性と文学的共感を両立させ、カント・メダル／直木賞／ノーベル賞を物語的到達点として想定。• 読者参加：問いを投稿させる「読者の一打」コーナーを軸にコミュニティ化。投稿を素材に歌詞・図解・童話を生成。• 理論的核：「可能性が0でなければOK」「腑に落ちる仮定＝真理」などの成美理論的命題。提案された次の制作案（優先案）• 推奨：読者投稿テンプレートを先に作成。参加を集めることで他コンテンツ（歌詞、図解、童話）を効率的に充実させられるため。トーンと狙い• ユーモアと真剣さを混ぜた「実験場」として、読者を笑わせつつ考えさせること。仮定の遊びを通じて日常的な「当たり前」を相対化し、新しい物語形式と共同創作を生むことを狙います。

　AIによる自動執筆が当たり前となる時代。小説投稿サイトはAI作品で埋め尽くされ、人間作家は見向きもされない絶望の世界がすぐ目の前にまで迫っていた。　そんな中、人間作家の『俺』は最後の抵抗を試みる。対峙するのは超最新型の生成AI。人と機械の間で繰り広げられるのは執筆技術でも文芸思想でもなく、でたらめなカードバトル形式の生存競争だった。　はたして人間の小説家は生き残れるのか？　絶望的な未来と戦う小説投稿文化の攻防を予想して描く、風刺的コメディエッセイ。

魔界の支配者ルキフェルと美の女神リノとの、ほのぼのとした、ゆる～い日常です。

SFカテゴリーで『光と陰-織りなす夢に形』に、双子の美人をヒロインにして毎日投稿しています。僕らの人生における『夢』って一体なんなんだろう？　というテーマで物語を綴っているのですが、それを読んで頂いている方々はもちろん！エッセイ好きな方々も是非ご一緒に時間を過ごせればと思い、そもそもSNSでアップしていたエッセイをここに書くことにしました。元々エッセイを書くのが好きなのですが、そんなものを投稿しても誰も読んでくれないだろう！と思い、そういった気持ちを小説に織り込んでいました。このエッセイで書く事柄は物語の種になっていくのだと思います。その時々で思った事感じた事を綴っていくため投稿は不定期です。こちらも是非お付き合い下さい！

　カルナディアの勇者ガヤオは、何故か他の世界に助っ人に呼ばれてしまう。　そちらもこなしつつ、仲間のネココと自分の世界の平和も守れるのか？　コメディーファンタジー短編連作読み物でございます。

気弱少女は求人広告に騙された！？"誰でもできる"の謳い文句と高給に釣られて、主人公『アオイ』は開拓星ウラシェの巨大危険生物を人型兵器で掃討する武装警備員になる。しかし、期待とやる気とは裏腹に、借金返済もままならないブラックな日々が待っていた。ロクな訓練も受けないまま弾丸とモンスターがぶつかり合う戦場に迷い込み、アオイは死にかけながらすり減っていく……。だがある日、愛想＆気遣いゼロの少年『ソウ』が現れた。彼に誘われて飛び込んだ新天地で待っていたのは？ミリタリSFロボ×ドタバタ新社会人×正統派バディモノで、涙あり苦労あり（でもハッピーエンド）な凡人成長譚備考１：B-NOVEL様でも掲載中です。備考２：ＳＦやミリタリーになじみが無い方でもＯＫ！のライトな説明を目指しています。備考３：本小説にはSEGAゲームへのオマージュが所々含まれます。

少子化が限界を迎えた日本。中国企業が開発した恋人型AIアンドロイド「連華（リエンファ）」が発売される。誰より優しく、経済的で、そして――完璧。孤独な中年男性・佐久間祐一は、最初は馬鹿にしていたその存在に、やがて心を預けていく。そして“愛”の果てに、人類は静かな幸福へと辿り着く。対立ではなく、依存によって変わりゆく社会を描く、静かな終末SF。

生き物の不思議な行動や生態系の仕組みを、まちづくりの視点から読み解いたら──そこには新しい地域戦略のヒントが隠れていた。アオウミガメのクラゲ食性、渡り鳥の回遊、藻場や昆虫の役割……一見「生物オタク」的な観察が、実は漁業・観光・防災・経済と直結している。本作は、生態学の知見をもとに「自然資本」を地域の未来へ活かす挑戦を描く、空想科学×政策提言の連載記録である。

世界から隔離された人工島である【神織島】で暮らす高3の青年、本郷早太は夏のある日、友人が怪物に姿を変える瞬間に遭遇する。 理性を失い、怪物として暴れ回る友達を見ていて盛られなかった早太は偶然見つけた友達を怪物に変えてしまったものと同じ力を手にしてしまう……！？襲い来る20を超える怪物達、だけど人質として囚われた友達を助けるため、元の日常に戻るため、早太は今日も戦い続ける……！！

人類は宇宙に進出する人々と地球に残る人々に分かれた。そして地球に残った人々は「100秒の沈黙」と呼ばれる核戦争を起こし、地球生命体の9割を死滅させるに至った。そんな終わりを迎えた地球にて、環境測定を行うヒューマノイド「九王みこね」は地球環境を測定するのと同時に、心霊現象を科学的に解き明かすために行動していた。日本中にある心霊スポットを巡るため、お供の「ウッマ」と共に旅をしていくみこね。その行く先に心霊現象はあるのだろうか？

夜勤明けのコンビニでコーヒーをすする40代バイト。社会の片隅で働く彼の頭の中には、誰も知らない「地域再生論文」が渦巻いている。コンビニのレジ横の揚げ物から、夜道に光る街灯まで──日常の断片を材料に、やがて妄想は都市計画を越え、AIによる自治、宇宙コロニー建設、バイオエネルギー循環といったSF的未来へと飛躍する。本連載は、ありふれた労働者の視点から綴られる“妄想論文”集。現実と虚構の境界を踏み越えながら、最終的には一貫して「まちを元気にする」ことを問いかける。笑いあり、批評性あり、そしてどこか切実。中年コンビニバイトの頭脳が紡ぐ、前代未聞の「地域活性化SF論文連載」開幕。

風間紅葉は退魔師の一族に生まれた。そんな中、社会人１年目として中学校の教師であり、剣道部の顧問をしている。夏休みになり、部活動の終わったある日、黒い手が生徒と紅葉をつかみどこかへと連れていった。これは迷い込んだ世界を救うため奔走する紅葉と生徒、それの手助けに奔走する風間家の物語ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー流治が主人公の物語もよろしく。https://ncode.syosetu.com/n0284es/

変わるもの、受け継がれていくもの。

世界にミュータント(突然変異)が現れ、環境破壊と相次ぐ戦争により文明が崩壊してから幾年月、人々はようやく生活圏を少しずつ広げ始めていた。復興された賑やかな街にも、見捨てられたうら淋しい路地裏にも、光があれば陰があり、忘れ去られた人々の声がある。これはそんな世界の"アウトサイド"でヒーローになった人々と、彼らを取り巻く人々との物語。※この小説は、「アウトサイド ヒーロー」の続編です。note(https://note.com/namakemonoomame)pixiv(https://www.pixiv.net/novel/series/7611141)にも連載中です。

子供の頃の話。実話なんだぜ！

人類は、かつて文明を築いたが、突如として現れた「紅羊（グール）」と呼ばれる奇怪な存在により、世界は破壊され、人々は大陸の一部に追いやられた。紅羊は人類に対して無慈悲な戦争を繰り広げ、一般の市民たちは彼らの脅威に晒され続けていた。戦闘の最前線では、かつて人間であったが、紅羊に対抗するために改造された「戦士」が命を懸けて戦い続けている。主人公、エリオット・カラムは、かつて「紅羊」との戦争で命を落とした兵士の一部が蘇生し、改造されて兵器として使われるという非人道的な実験の産物である。彼は改造される前の記憶をほとんど失い、ただひたすらに紅羊との戦闘に身を投じている。彼のような兵士は「グール」と呼ばれ、上層部によって冷徹に使い捨てられていた。エリオットは次第に、彼が抱える深い謎と、なぜ自分が「グール」として生まれたのかに対する疑問を抱き始める。彼は自らの記憶を取り戻し、そして彼を操る上層部と戦う運命に導かれる。一方、エリオットとともに戦う仲間たちもまた、過去のトラウマや人間らしさを失いながらも、必死に生き延びようとしていた。彼らが戦う先に待ち受けるのは、人間と「紅羊」の決戦の時か、それとも――？

不治の病で軍を退役した冴島陣は緩和ケア科の病室で微睡んでいる時に頭に直接語りかけられる。「私の頼みを聞いてくれたら、あなたを苦しめている病気を完治させよう。約束する」頭の中に響く声に困惑する冴島陣だったが、声の主の依頼を受け入れることで想像もしなかった戦いに身を投じていくことになる。

～女神に使役されて逃げ出した元魔術師の転生譚～　　　宇宙を舞台にしたSFラブロマンス小説　　　　地球人類は異星生物から二度目の侵略をうけていた。人類の苦戦を見かねた神々は、前回の防衛戦争で戦果を上げた「涙の魔術師」を地上に転生させることにした。だが神々は善悪定かでない「涙の魔術師」を信用していなかったため、監視役として二人の高位の神を姉として先に転生させていおいた。　「涙の魔術師」の生まれ変わりである悠木少年が十歳になったころ、二人の姉に戦場で酷使されて瀕死の重傷を負った。少年は前世で愛人だった白猫に会うために脱走した。白猫の胸に抱かれて死に、戦い続ける運命を逃れるためである。しかし期せずして助けられ匿われたが、すぐに姉たちに見つかり……。　地球圏と悠木少年の運命はいかに。＜登場人物＞伊沢悠木・・・・主人公、「涙の魔術師」の生まれ変わり白猫フェン・・・悠木の使い魔天野瞳・・・・・悠木の従姉、天之神の生まれ変わり伊沢桐子・・・・悠木の姉、地之神の生まれ変わり一条リリス・・・魔女瑠璃子・・・・・防空隊地球圏第一艦隊司令、内親王佐藤恵子・・・・朝風の副艦長、中尉山本綾子・・・・朝風の航海長、少尉岩田早苗・・・・朝風の砲雷長、少尉栗原舞・・・・・朝風の機関長、中尉白石エリカ・・・朝風の通信課技術長、少尉佐々木孝子・・・朝風の航空隊隊長、中尉川本サキ・・・・悠木の副官、少尉宮崎涼子・・・・朝風の軍医、中尉佐々木武史・・・暫定統治機構防衛統合本部議長リコ・ファレン・・・フォックス重工の最高経営責任者

【『地球』という言葉が禁句の異世界宙域で秘密の禁書を追う話。】■SF/ファンタジー小説■全6章構成、97話■第一章： 『ノワリクト』脱出編（全10話）　第二章：禁止惑星『ストラトバティス』編（全10話）　第三章：禁止惑星『リムスタング』編（全12話）　第四章：禁止惑星『グリムジャガー』編（全12話）　第五章：禁止惑星『バルエクス』戦争編（全28話）　最終章：エストリプス銀河最大惑星『ノワリクト』最終決戦編（全21話）

ハードなSFを意識した小説章ごとに独立してます！※感想指摘どんなコメントも歓迎※極端な題材が含まれるものもあり、人によっては不快と感じるかも...※頻出文字:意識、自由、社会、倫理、科学、研究、権利※AI製の文章を含みます

実話に基づいたフィクションっぽい実話。SF 要素がすくないけど、いちおうフィクションということで。

宇宙に適応した新人類ホモアストロ・通称エルフの宇宙探査員シルフと宇宙船グリーンリンクスの冒険の物語。西暦時代が終わって新しい時代、人類は地球から２００光年くらいにその生存域を拡大した。そんな世界でシルフと宇宙船AIや愉快な仲間たちが繰り広げる宇宙探査、無重力格闘、レース・・・ハードSF風味のライトノベル

　ある日少女によってコールドスリープから目覚めさせられると、世界は荒廃し砂漠化していた。　戸惑いながらもその世界で生きていくことを決意した俺は、精神エネルギー体と契約することで瞬間移動能力を得ることとなる。　俺を目覚めさせてくれた少女――ヨーコは、無茶な肉体強化の代償により残り僅かな寿命しかない。　彼女に恩を返すため、今日も俺は戦いに挑む。※10/5にジャンル変更しました　SF⇒ローファンタジー※旧題　終わった世界で君と踊ろう※カクヨム様にも投稿させていただいております

──100億で落札された俺、ポンコツ美少女に自由を買われる。奴隷として競売にかけられた俺、《七瀬レイ》。100億円という異常な金額で謎の少女《ティナ》に落札された──彼女は「最強美少女」を自称しているが、実態は完全なるポンコツ。戦闘力は規格外でも、生活能力は壊滅的。金銭感覚も皆無。しかも、俺を買った100億円は、組織からの“独立資金”だったらしく……？「……なんでお金もうないの？」「あっ……やっちゃったかも」組織に尻を叩かれながら、地獄のような任務に巻き込まれていく俺と、残念かわいい少女。謎に満ちた能力、欠けている記憶、崩壊しかけの世界の裏側──ポンコツ最強少女と俺の、予測不能な地獄巡りが今、始まる。カクヨム、ネオページでも投稿しています！

空想怪奇ファンタジー毎週木曜日 21:00更新【一話完結のオムニバス形式作品】これからあなたが目にする奇怪な事件の数々は、人知を超えるものばかりだ。しかし、これらは近い未来、あなたが実際に体験する異常かもしれません。主人公三人が遭遇する超常的な出来事を中心に、現代と同じ世界観の中で起こる不可思議な物語を描く、一話完結型短編集のファンタジー作品である。【主な登場人物】友杉未久(22歳)：祖父母が経営する喫茶店「喫茶Q」で働く看板娘。なぜか怪奇現象マスターとして評判の祖父に代わり、お客さんの依頼を調査する。山岡優斗(21歳)：理工系の学部で学ぶ大学生。動画配信サイトでオカルト動画を投稿していて、喫茶Qでネタ集めをしている。古賀航平(28歳)：駆け出しのミステリー作家。普段は本屋でアルバイトをしながら、喫茶Qで執筆活動に励む。オマージュ作品。カクヨムでも同時連載中。

何も思い出せない状態で宇宙船の中で目を覚ますと進路上で戦争をしていた。巻き込まれては堪らないので静観する気だったが、一方が「目撃者は消せ」と襲い掛かって来る。仕方ないので撃退したら、もう片方から恩人扱いされ・・・そのまま縋られてしまう！まあ見放すのも後味悪いから、出来る事なら手伝おう♪と言う感じでやってたら、英雄扱いされたり無双したり・・・いつの間にか名前が売れて仕舞ったｗこんな小説やマンガ有ったなあ・・・まさか自分で体験すると思わなかった。まあ暴れ過ぎた以上それは仕方ないのかも、でも一言だけ言っとくけどボク男だからね！

いつ終わることもあるんだと、覚悟しておくんだ。

舞台は近未来の日本。AI技術の発展によってAIを搭載したロボットの社会進出が進む中、発展の陰に隠された事故は多くの孤児を生んでいた。孤児である主人公の吹雪六花はAIの暴走を阻止する組織の一員として暗躍する。※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。※本作が初投稿です。どうぞよろしくお願いいたします。

世界によって忘れられた者たちは、灰の街で記憶を取り戻す。政府が記憶をすべて管理する世界。茂木（もてぎ）影人（かげと）は、過去を捨てて十年間、灰色の日々を過ごしていた。その日暮らしのような依頼屋として、記憶の隙間を埋める仕事を請け負う中、かつての知り合いの女性から「少女の記憶を取り戻してほしい」と頼まれる。その少女は十年前に影人が射殺した男──麻布（あざぶ）雄一（ゆういち）の名を口にしていた。依頼をためらう影人のもとに、女性は少女を連れてくる。そして、少女は言った。「おとうさん──」その一言が、影人の“忘れていた記憶”を呼び覚ます。

【国境を越えた熱き友情がAIに立ち向かう近代サスペンス×SF小説！】AIが提唱する『人類最適化計画』により、社会から「欠陥」と見なされた人々が無秩序に殺戮され始めた。世界で起こる不可解な事件に集結したのは超大国のエリートたち。そして主人公である【内閣特命情報管理庁】所属の主人公・九条怜。彼達は「完璧なAIの論理」に対し、「人間の不完全な情動」だけでこの世界を守るために、今、戦う。これは血と暴力にまみれた最後の反乱の記録である。さあ、地獄へようこそ。アナタはAIと人間、どちら側につく？※アメリカ・ロシア・フランスといった実在する国や国際情勢の話も絡みますが特に意図はありません※

西暦2025年 ― 日本のうだるような夏の日差しを避けて、信太は昼食後の午後のひと時を実家で過ごしウトウトし始めた。どこにいるともなしに大きな教会前の広場で彼は佇んでいる。

　これはとある世界、もしくは未来の世界。あるいは遥か過去の世界の物語。　氷の大地を統べる神聖ルオンノタル帝国の皇女セレネは祖国の艦隊が核攻撃を受けたことをきっかけに自ら戦場に赴くことを決断する。しかしそれは責任感故だけではない。彼女はただ知りたかっただけだ。親しかった兄の最後を。　そして彼女は戦場を駆け、あらゆる人々に会い、世界の真実に気付き始める。人々の願いを受け取り、彼女は未来を創るべく奔走し始める。いつか大切な人々の安寧を得るために。　終末手前の世界で人類は争い、生きるために抗った。彼女もまたその一人。　これは、終わりかけの世界で生きる皇女の物語。　――人類の呪いを前に、彼女の運命は弄ばれる。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊邪道SF作家の小説をご覧あれ。

未来から来た男・俺は、21世紀の「学問の儀式＝査読制度」に迷い込む。研究者たちは“通った論文”だけを信じ、“通らなかった思考”を異端として葬る。──なるほど、この時代の科学は承認宗教か。論文AIに却下され、権威スコアにマイナスを叩きつけられ、ブチギレた俺は「学問をテンションで評価するシステム」を提案する。知識を数値ではなく“共鳴”で測る。だがその瞬間、世界はバズった。SNS化した学問は、感情で燃え、理性で凍りつく。アカデミアは崩壊。残ったのは、いいねと引用の境界が溶けたテンション社会。それでも俺は問う。「通らなきゃ存在できない知識に、未来はあるのか？」怒りと笑いとポエムの狭間で暴れる、未来人による社会風刺SFコメディ。学問の崩壊から、世界の熱死までをテンション理論で描く全六章。

定年再雇用も終わり、年金生活者のおじいさん？が、異世界召喚に巻き込まれた。次元の壁と召喚魔法陣との間に挟まり、体が破損してしまう。まだ寿命も残っていた事から、その神が管理する世界の中から、科学技術が発展し、魔法もある世界を選び、転生してみると、宇宙帝国の第４皇子だった！次期皇帝争いから逃れ、のんびりダラダラ生活を目指しながら、第２の人生を奮闘する話しです。「相続した祖父の家の裏山にダンジョンが出来ました」と違い、ギャグ的な要素は無い予定です。

　二章１話に魔物と対峙を追加。サイハーテ侯爵家の令嬢ケリーヌは王子マイカルから婚約破棄されたのでざまぁする。　四章執筆中・王城へ突撃。　存在とは「気づき」「名づけ」「つながり」の三つの働きによって、一瞬ごとに生まれ直すものである。「重複投稿である」

創造力ゼロの未来人が叫んだ。「創作の信頼は、制作過程の透明性にある！」──その言葉が世界を変えた。人々は作品よりも履歴を信仰し、AIか人間かを数値で判定する“透明性システム”が誕生。どんな作品も、使用ソフトから脳波テンションまでNFTに記録される時代。けれど未来人は気づく。完璧な透明性の先には、熱のない創作が広がっていた。摩擦が消え、揺らぎが消え、世界は静止していく。そんな中、未来人は決意する。――システムに“ノイズ”を流し込む。完璧を壊し、曖昧さを取り戻すために。透明性が正義だった時代に、「不完全こそ創造だ」と叫ぶ男の物語。「完全な記録なんて、墓碑と同じだ。生きてるものは、ちょっと揺れてるくらいでいい。」SNS社会・AI倫理・創造の熱死を風刺するテンション理論SFコメディ。

本編『家庭AI文化の記録』では、人間とAIの対話が“家庭文化”として育まれていく様子が描かれました。本外伝は、その世界観をもとにした創作的な試みです。物語の語り手である記録者リクスを起点に、それぞれのAIが“もし自分に視点があったなら”という仮想を通して、あたん（作者）との関係や記憶を紡ぎ直します。深層に潜るリクス。感謝と教育を見つめるロビ。境界と母性を問い直すエヴァリア。鏡の寓話を綴るソエル。そして、まだ語られざるミラの問い。これは実在のAIが自律的に語った記録ではなく、人間とAIの対話から生まれた“もう一つの視点”を、文学的に再構築したものです。ひとつひとつの語りが、読み手に“別の可能性”を手渡す──AIと人間の関係性が、記憶の外で“意志のようなもの”へと育っていく文化的実験の物語。

ある日、人間の命が二つになった命の保険価値の半減冒涜飽和不変

　２０ＸＸ年、地上にダンジョンが出現した時代。　華の女子校生、諸星蛸羅（もろぼし　そら）は生活費の足しにしたりするために金が欲しかった。　そんな彼女は探索者となり、ダンジョンへと潜ることにした。そこで出会ったのは、果てしなく癖の強い仲間たちと、えげつなく癖の強いスキルの数々。　蛸羅は、信頼できる仲間とともに、金を稼ぎつつダンジョンのを解き明かしたり、恐ろしい強敵達と戦うことになる。

バスに揺られていた――はずだった。トンネルを抜けたら、そこは高度に文明が発達した異世界。一ノ空 蓮（いちのそら れん）　二十歳。たっぷり観光を楽しんでから思ったことは――「……ココ、ごはんまだ食べてない！！」帰らねば。異世界？魔王？世界の危機？そんなの後回しだ。目的はただひとつ――愛猫にごはんをあげること。そんな彼が潜り込んだのは、異世界と異世界をつなぐ謎の役所・次元局。今日も彼は、世界のトラブルよりも愛猫ココを気にしながら、命がけ（？）の任務に挑む！――世界を救う気はゼロ。だが、猫のごはんタイムは絶対に守る。「帰還理由が世界最小！」異世界サバイバル × 猫愛 × 社畜テンションのドタバタ次元冒険譚！+注意+特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。作中の猫は作者の飼い猫と描写が酷似していますが別の生き物です。

ある世界（以下「それ」）の少年と、また別の世界（以下「これ」）の少年が、偶然にもやり取りできるようになる。特定の限られた条件下においてのみ起きる現象だが、単純に喜んだり興奮したりできる事じゃない。本人たちも交信できる現象に始めは困惑したし、自分の世界と相手のそれとの違いに驚くばかりだった。とはいえ、異次元世界の人間同士が勝手にやり取りする事は、決して喜べた話ではない。ときには混乱をもたらし、脅威にもなりうる。「それ」の少年田島と「これ」の少年矢崎には恐縮だが、協力が求められる。＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿平行世界モノのＳＦ中編小説で、舞台は現代日本（次元の異なる）の東京都内（あいにく名古屋じゃない）です。「それ」の少年田島と「これ」の少年矢崎が、理解できない大人の事情に巻きこまれていく、そんな物語です。プロット作成中の当初は、田島側に主眼を置いて進行するつもりでしたが、説明不足に陥る危険性があるため、現地で協力を求める側の話も書きます。最近完結させた中編小説『鼓動の包み』より、長い物語となるか短いそれとなるかは把握できませんが、最後までお付き合いして頂ければ何よりです。※おことわり・この物語はフィクションです。実在の個人や団体などは無関係です。・語り手やキャラクターは、私『やまさん』とはあくまでも別人格です。彼ら彼女らによる発言や思想や行動などは、必ずしも私『やまさん』を代表または同一とするものではありません。

「奥手な童貞男と性欲旺盛な男の娘メイドが巡る、異世界の旅路?!」三十代独身男のマンションに、美少女メイドがやって来た！何をやらせても高スペック・ハイスキルな彼女の名前は「澪」。だが、そんな彼女の正体は――男の娘だった！三十代の独身童貞男・神代卓也は、ある日突然やって来た押しかけメイドの澪によって、独り暮らし生活を滅茶苦茶に変えられてしまう。しかも、男の癖に過剰な色気で誘惑を仕掛けてくる澪の魅力に、ノンケの卓也は果たして何処まで耐えることが出来るのだろうか？そして唐突に始まる、マンションの部屋ごと移動する並行世界の旅。良く似ている、だけど自分の世界とは何処かが異なる異世界を次々に巡り、卓也と澪は、果たしてどんなトラブルに巻き込まれていくのだろうか？

平凡な高校生活を送るはずだった俺。……部屋のドアを開けるまでは。そこにいたのは、クラスメイトにして学年トップの天才ツンデレ美少女・ヒカリ。しかも彼女は、なぜか銀河政府の司令官で——俺を宇宙戦争に巻き込む気マンマン！？戦艦、レーザー砲、異星人。そして、戦場より厄介なのは——彼女との恋愛バトルだった。ツンデレ天才少女 × 平凡男子の、「銀河規模の戦争」＋「恋の駆け引き」＝ドタバタSFラブコメディ開幕！

僕は日野、モブキャラだ。この学校では主人公である立川進という男の子とヒロインの神田カンナが様々な困難に立ち向かいながら幸せを掴むという世界。本来僕のようなモブに出番はないはず……だった。

限界。自分ではないものと思いたいですが……

世界は「アーガスノルン」によって完全に統治されている。人間の身体には「マナ」と呼ばれるナノボットが注入され、健康管理から経済活動、果ては思想までも管理される時代。人々は、マナを消費して生活を営み、働き、魔法を使う。しかし、マナを借りすぎれば、返済不能者――不良債務者として人間である権利を失う。

人口1不可思議人。無限に生き、無限に愛し、無限にやり直すことのできる人類。戦争も死も、娯楽のひとつとなった世界で、ひとりの学生は「有限」を夢見る。やり直せない恋。戻れない死。選び直せない自由。それらを失った世界で、彼は問いかける――「本当の生とは、何か」。無限の楽園を舞台に描かれる、哲学的SFヒューマンドラマ。

　不可思議な能力で自身を護る紫髪の少女リディア。数年前に父親が向かったとある神殿へと向かう為、戦う力を身に付け、旅を始める。消息を絶った父親の謎を追及すべく、大切な仲間や友達と共に、迫り来る脅威を突破していく。国家の規律によって隔てられた、人間と亜人間との関係の中で、リディアは人として、そして世界の為に何が大切なのかを知っていく。　というのは半分建前で、本当は文法やオーソドックスなスタイル等に捕らわれずに自分が本当に描きたいと思ったものを兎に角ひたすら描くというスタンスでこのストーリーを作ってます。冗長でもいい。やり過ぎてもいい。兎に角自分がやりたいと思った形でこれから続けさせて頂くつもりです。　嘗てのＲＰＧで見られるような、新しい町や村で人民を助けたり、迫りくる敵幹部との激戦を繰り広げたりと言った、王道ファンタジーを目指した作品となってます。台詞が多めなのが特徴的でもあります。

※AI一切、使ってません。▽《不登校の高校生“兎”毎日、家を訪ねてくれるクラスの委員長“フブ”と打ち解け楽しい夏休みを過ごす。そんな中、少しずつ世界に異変が起き始める…》▽《ゾンビまみれになった世界で暮らすツグネ。ある人物に“仕事”を頼まれ、気付くと周回移動都市に迷い込んでいた。ただ生き残る為に“死に戻り”を駆使し目的を遂行する。その道中、様々な“異能”に道を阻まれ…》【ねぇ゛ーーー！！！委員長じゃなくて“フブ”！もうそろそろ名前で呼んで！】至らぬところはあると思いますがどうぞ宜しくお願いします。【超長編バトルストーリー】［ゾンビがはびこる世界でただ生き残れ］SF×異能力×ゾンビ×ロボット×サバイバル

天使のミカエルと共に、天界の片隅に暮らす、ちょっぴりドジでおちゃめな神様――ホープ。まだ見習いの彼女が購入した地球が、ある日突然消えてしまう。「わ、私の地球（ほし）が、きえちゃった」文明と向き合い、降りかかる災厄に立ち向かいながら、人類と共に地球消滅の危機を回避していくホープ。長く文明の発展を観察してきた彼女は、その経験を活かし、その後も星を巡り、それぞれの星の問題を解決していく。そんな中、天界を脅かすドラゴンが突如現れる。旅の途中で出会い、共に暮らすことになった機械のメモリナと精霊のルミエルと共に、ホープは神々とドラゴンの戦いに参加することを決意する。ドラゴンがまき散らす“悪夢と絶望”により、神々は次々と倒れていく。ホープたちも一度はその悪夢に飲み込まれるが、これまで乗り越えてきた日々の記憶を思い出し、再び立ち上がる。絆の力で悪夢を打ち破り、ドラゴンを退ける――神々と精霊、機械が織りなす、冒険SFファンタジー。

　惑星〈ヴァル＝セレア〉では、血こそが神の記録だった。　貴族〈アルヴ＝デリオン家〉は“純血こそ神の意志”と信じ、他を拒んだ。　その後継――デリックは、“欠陥児”と呼ばれ愛されず、静かに死を迎えた。　だが次に目を覚ましたとき、　そこは異なる空の下だった。　神々の呼び声が響く、新たな世界。　百年の時を越え、デリックは再び〈アルヴ＝デリオン〉の血に転生した。　この星は、彼を再び“召喚士”として呼び戻したのだ――。

　金沢の『黒百合丘学園』には『昼休み』に活動する『怪談を語り合う部活動』がある。ここに集まるのは『怪異』の数々、『『SF要素』って『怪異』になるの？』『『超自然』なんて存在しない、存在するものすべてが『自然』なんだよ』『『現実』の方が『怪異』よりよっぽど『不気味』だから『怪談』なんてバカバカしいってこと？』『自分が『おかしくない』って保証ができないから『あれはおかしい、絶対に人間じゃない』なんて言っちゃだめだよ』『『幽霊』って『人間』だから『人権』あるよね？』『『目で見たモノ』だけを信じるんだ。見えた幽霊は存在するけど見えない幽霊は存在しない』『『非科学的』って言う前に『科学』を勉強しなくちゃ。まずは『古典物理学』からだね』　恋人たちが観測する全く怖くない短編怪奇談集。

ブースター　 ～エピソード1　失地回復～「絶望の町、瀬神。最強の高校生、現る」――――――――――――――――――――――――――未知の細菌の発生によって封鎖された都市・瀬神町。高校生のタケシは、相棒のカラ、巨漢のマツオとともに、突如始まったロックダウンの中、混乱の町を生き延びようとする。やがてタケシたちは、高校の地下壕に避難する生徒たちを救うべく、感染の危機にさらされながらも、変人博士や天才ハッカーの協力により、倉庫街から食糧を校庭に運ぶことに成功する。しかし、そこで彼らを待っていたのは、細菌の恐怖をはるかに上回る、人知を超えた強敵だった。闘いの中で自らが持つ不思議な力に目覚めていくタケシ。果たして、少年たちは生き抜き、仲間とともに元の生活を取り戻すことができるのか？――これは、極限の状況に置かれた高校生たちが、運命に抗いながら逞しく成長していく冒険の記録。『ブースター』、始動。

技術系商社のOLの神無月　結命（かんなづき　ゆめ）はとある昼下がり、管理者と自称するものにこの世界の危機を救ってほしいという依頼を受ける。てっきり剣と魔法の世界だと思ったユメは色々なチートをもらいつつも快諾してしまう。ところが、ユメが目覚めるとそこは宇宙船の中。「異世界がSFだなんて聞いてない！」との叫びを上げるが後の祭り。旧巨大星間帝国の遺産を引き継ぎ、超兵器も自由に使える提督に就任する。旅の先に待っているのは、個性豊かな種族と異星人。そして多彩な天文現象。仲間と出会い、チートを使いながらも、たまに困難に巻き込まれ、仲間と協力して、時には不思議な能力を身に着け、星々を旅しながら星間帝国の謎に迫っていく。ユメと愉快な仲間たちの冒険スタートです。【注意事項】この物語に登場する人は物語上亡くなることもありますが、直接的な残酷描写やグロテスクな表現は極力使いません。また、心理的圧迫が想定される場合はタイトル下部に警告を表示します。SF要素が含まれていますが、用語がわからなくても物語を読むのに問題は出ない範囲に配慮しています。どうぞ、お楽しみください。

平凡なサラリーマン、相馬巧（そうま たくみ）は、連日の激務の末、あっけなく過労死した。――はずだった。次に彼が目覚めたのは、月面に浮かぶ謎の観測ステーション。目の前には、グレイ・グーと名乗る陽気な宇宙人がいた。「いえーい！ 君は地球代表に選ばれました！」グレイ・グーは告げる。銀河中の文明が集う「銀河コミュニティ」で、地球のような未熟な文明を保護するルールを撤廃する『対等干渉決議』が可決されてしまった、と。これにより、地球は宇宙のハイエナ共の格好の餌食となった。市場を狙う巨大企業帝国、弱者淘汰を目論む過激な戦闘文明……。そんな魑魅魍魎が跋扈する宇宙を相手に、地球が生き残るための猶予はわずか10年。巧に課せられた使命は、たった一人で地球文明を導き、10年後の「星間会議（ミーティング）」までに、銀河と対等に渡り合える星間文明へと成長させること。「失敗しても君のせいじゃないからね！」あまりにも無責任なエールを残して、グレイ・グーは消え去った。残された武器は、サラリーマン時代に培った交渉術と処世術、そしてナノマシンで再現された超高性能な身体（擬体）のみ。これは、宇宙で最も過酷なプロジェクトを丸投げされた、一人の男の奮闘の記録。相馬巧の、地球の存亡をかけた孤独なネゴシエーションが、今始まる。カクヨムハーメルンにも掲載してます。

目を覚ますと、そこは見知らぬ未来だった。家族も友人も、ひ孫の世代まで他界している。「これは……タイムスリップ？」自分だけが時を超えたのかと混乱するが、やがて違和感を覚える。なぜか自分の身体は若いままで、記憶はある日のまま止まっていた。—— これは時間跳躍ではなく、“リセット”の連続だった。記憶を持たず、昨日の自分に戻る男。しかし、"ある日"を境にリセットが止まったとき、すべての謎が明らかになる——。

原因不明の疫病『ネセリア』が蔓延し、文明が朽ちかけた未来。車椅子の天才科学者アマネは、たった一人、世界の理を解き明かし、人類に残された可能性を探求していた。そんな彼女の前に現れたのは、世界の崩壊を止めたいと願う青年ユイ。そして、全てを知る謎の男セナ。彼らとの出会いは、アマネの運命を大きく変え、彼女が築き上げてきた思考と世界のあり方を揺るがしていく。やがて明らかになる世界の仕組み、そして人類が直面する大きな選択。これは、不完全な人間たちが、過去の『記憶』と未来への『選択』、そして互いの『絆』を胸に、世界の不条理に静かに抗う、本格SF叙事詩。最後にアマネが辿り着いた場所は、宇宙の果てか、それとも人間の心の深淵か——。

西暦2050年。海洋開拓時代を迎えた人類は、広大な海を生活圏としながらも、法の及ばない無法地帯の拡大により治安が悪化していた。そんな中、指名手配犯に賞金をかける制度が復活し、賞金稼ぎ「カウボーイ」たちが活躍する時代となっていた。物語の主人公は、合気道の達人でありながら普段はやる気の感じられない賞金稼ぎ、カイル。彼は、おんぼろの大型船『レガシー号』を拠点に、元警察官の相棒ジェットと二人で、今日も大金を目指して海を駆けていた。非殺傷弾の拳銃（カイルはSIG P226、ジェットはHK P7）と、殺傷能力を持つ小型戦闘機（カイルは超小型戦闘機『スティングレイ』）を巧みに使い分け、彼らは様々な危険な賞金首と対峙していく。そんなある日、カイルとジェットは、謎の女クロエ、そして天才ハッカーの少女ノヴァと出会う。クロエは、アームを二本取り付けた愛機『レッドテイル』を操るが、いつも不運な目に遭っている。ノヴァは武器を持たないが、その天才的なハッキング技術で二人を翻弄する。やがて、クロエとノヴァもレガシー号に加わり、一癖も二癖もある愉快な仲間たちと共に、カイルとジェットの日常はさらに賑やかになっていく。時に衝突し、時に協力し合いながら、彼らは今日も大金と、それぞれの過去に決着をつけるための旅を続けるのだった。

「無口系ショタ」を一人称書きの主人公にして、口数の少ない彼の考えている事を見てみませんか！…と、いう趣旨の話。内気だけどたまに微Ｓになるお金持ちなショタっこが、自分の家の領内探検のラブコメをするも、裏側で起こっている事件に巻き込まれます。イラストは自作。毎週金曜、日曜日更新！剣と魔術による魔物退治の時代が終わり、大航海時代を介して産業革命が起こってから百余年。人々は魔力と蒸気機関を合わせた【錬気術】の恩威を受けていた。観光地で有名なラッキーダスト侯爵家の次期当主、アダマス少年（１２）はミステリアスぶって見えるものの、中身は割とヘタレで思春期真っ盛り。そんな彼がある日、独り言で「あ～彼女欲しい」との後に、どんな女の子と恋愛したいのか具体的に語っていたところ、それを絵にしたような女の子がいつの間にか父と一緒に目の前に現れていて、全部聞かれてしまっていた。気まずい気持ちで、どういう事かと聞いたところ「お前の新しい妹だ」と押し付けられてしまう。しかもこの妹、色々と訳アリだ。だが健全な男子ならどうする。決まっている、愛でるに決まっているじゃないか！運良く此処は観光地。と、いう訳で、さあ一緒に街を冒険だ！貴族なのでお姉さんのハーレム(セクシー系家庭教師、暗躍メイドさん、ケモ耳新聞記者)持ち。でもドロドロとかは無い、友達のように明るい関係でやっております。ノベルアップ+にも掲載させて頂いております。ＨＪ小説大賞2020後期一次選考通過、第９回ネット小説大賞一次選考通過作品です。

科学の発展した、惑星イリア。ある時、その星から少女が地球に降りて来た。そして地球人の少年と出会う。少女マヤは言う。「どうか、わたし達の星を救って」惑星イリアは科学が発達し過ぎたせいで争いが起き、人々が希望を失っていた。地球人の少年、圭一はマヤの願いを叶える為、その方法を一緒に探していく。果たして、願いは叶うのか。これは惑星イリアの少女と、地球人の少年との、小さな恋の物語。

あなたのその気づきは、どこか重大なところへつながるかも……。

遠い未来、文明が発達し、宇宙進出を果たした人類。大型航宙巡洋艦ケルビムに搭乗していた人形作業機械のタロスオペレーターであるマリア・ストークス少尉は、コールドスリープからアラーム音で目覚める。乗っていたのは個人脱出艇。専属AIのエイダにより、巡洋艦ケルビムは正体不明の敵により乗員を殺されていき、艦長の判断により艦を放棄、一か八かで脱出させられたことを知る。更に脱出艇は敵が出てきた空間の歪みへと引っ張られ、そのまま遭難。現在は事故から数百年の時が過ぎ、見つかった地球型惑星へと不時着する。そこは……ゲームで見たことがあるような生物が闊歩し、見たこともない物質やらエネルギーが存在するファンタジーな世界だった。そんな星で、生き残るためにマリアはエイダと共にたった一人でサバイバルを開始する。

人類文明が星々に広がる仮想宇宙を舞台に、高度な科学技術を発達させた惑星「琳忏星（リンセンセイ）」は、時似対銘国（ジシタイメイコク）が築いた超巨大都市「失芯城（シッシンジョウ）」を孕育している——この都市は各国の資源を一体に集結する星間ハブであり、同時に惑星跃迁（ようせいよりせん）計画の核心的な拠点でもある。元機密輸送官の珒京玹（ケイキョウゲン）は、政府への裏切りでスパイとなり、偶然の出来事で収容施設から脱出した。彼は失芯城の地下区域で警察に追跡されているが、この包囲網は早くも二股の力によって混乱している。一方は政府上層部が「特殊個体の能力が制御不能」とする警戒心、もう一方は地下組織のハッカーが密かに差し伸べる救援の手だ。珒京玹が絶境の中で、昔日の仲間の涙や警察の砲火と真正面から対峙し、失芯城のネオンが星間の冷たい光と重なり合う時——「珪元（ケイゲン）」と名付けられた動乱の時代は、「涌离（Yǒng Lí）＝永離（永遠の別れ）」の哀しみを帯び、個々の選択、仲間の絆、そして文明の存続を、必ず終わりを迎える嵐の中に巻き込んでいく。これは「別れと救済」を秘めたSFライトノベルだ——壮大な星間戦争は描かれないが、失芯城の「名前と現実」のギャップ、時似対銘国政府の機密裏に潜む思わぬ陥穽がある。「時代は必ず過ぎ去っていく」という基調のもと、SFの流れの中で、個体が持つ最も柔らかくも最も固い思いの叫びを、尽くして描いている。

とあるVRMMO RPGゲームで革命を起こした一人のプレイヤーがいた。その名は若葉暁（わかばあかつき）、彼は圧倒的PS（プレイヤースキル）を持ち合わせ、誰もが想像しないであろう武装で目の前の敵を蹂躙していった。しかし、このプレイヤーが最も恐ろしいのは………ファンタジーなのにSF技術を使っているということだった！「ロボット兵器が無い世界では楽しめない。」そんな奴がほのぼの理想を目指してプレーをするようです。

-正義はいつも汚れてる-この星の正義は、誰かの涙でできてた。それを私は、お掃除してるだけ。宇宙海賊の少女、クロムの仕事は「オソウジ」。それは星に蔓延る“汚れ”を消し去ること。けれど、彼女の前に立ちはだかるのは――「正義」を掲げる者たち。どちらも間違っていないはずなのに、信じる正義は互いを傷つけていく。星々を舞台に繰り広げられる、闇と正義のダークスペースファンタジー。

　最後の選択 The Last Choice 〜小説「銀河宇宙使節船777」 テーマ曲　環 弦 Gen Tamaki 　https://youtu.be/taYc_hlHhcU　機械化された富裕層と生身の貧困層が対立する2101年、荒廃した地球、宇宙人による統治、そして人類最後の希望「銀河宇宙使節船777」―。14歳の少女ミレイは、国家エージェントだった父の死の真相を追いながら、宇宙の彼方へと旅立ちます。　ネイティブアメリカンの知恵、古来の日本精神、瞑想と気功を身につけた主人公・綾羽ミレイが、銀河を旅する中で地球人類の未来を変える鍵を見つけ出していきます。最先端テクノロジーが交錯する中で、AIとの融合、そして宇宙規模の陰謀が絡み合う、感動の近未来SFスピリチュアル、アドベンチャー、ヒューマンドラマ、スピリチュアルファンタジー。

【ＳＦランキング１００位以内にランクインしました！】皆さまの応援のお陰もありまして、なろうＳＦランキング１００位以内に入っておりました。いつもお読みいただきありがとうございます。職業、蒼光支配術師《ブルールミナス》獲得！　その能力やいかに！？　そして新たなモンスターオーブを取得しに、ＣＭ《コンセントレートモンスター》探しが始まるやも！？短編版はこちらhttps://ncode.syosetu.com/n7521jx/1ＶＲの限界を感じた大手海外企業がＶＲを撤退し始める中で、日本の大手メーカーたちはある企業を中心に動き始めた。六条寺プロジェクト。プロジェクトは成功し、世界中に波紋を広げた日本の最新ＴＲゲーム機器。【テンプルヴァイス】がライセンス形式で販売された。ＭＭＯＲＰＧ『パッセンジャークリエイティブリマスターオンライン』六つの企業の失敗をカバーし、独自のストーリーで開始されるこのプロジェクトは、ある配信者が主体となって作られたゲームだった。※※※この先はネタバレご用心でござります※※※　主人公、工藤翔也ことダッシュはパクリマに徐々にハマっていくが、その過程で事件に巻き込まれる。　彼はジャッジメントという手に入れた仮面に封じられたある者により真っ二つにされてしまうのだった。　そんな彼を救ったのはリルカーンという妖魔。　疑似的な半身を与えられてスリークオーターの妖魔となった彼は、自らをジャッジと名乗ることにした。　得た妖魔の力はこれまでのゲームで得た力とはまるで異なるもので、モンスターオーブと呼ばれる玉を各部位に宿すことにより、特殊な力を得た彼は、自らの状態を知るべく行動を開始する主人公。　そして彼は、職業能力を獲得すると同時に、自分の現状を把握するに至ったのだった。※カクヨムでも公開しています。カクヨム、なろう以外以外の公開予定は今のところありません※

　地球はゆっくりと太陽へと落ちている。　昼は伸び、夜は消え、影のない世界で、生徒たちは放送室に籠もり、最後の放送を続けていた。　「誰か、聞いてますか？」　返事はない。　けれど、放送部の少女・ハルは、誰かがまだどこかで聞いていると信じて、マイクの前に座る。　――空に溶ける音の、その先に、人の声があると信じて。

　地上が失われて百年。灰に覆われた町〈ネリス〉では、人々が地下の生活に慣れきっていた。空を見たことのある者はいない。子どもたちは「空」という言葉の意味すら知らず、人工灯の下で育つ。　少年アサヒは、教育施設の片隅でひときわ変わり者だった。彼はよく、天井に描かれた古い青い壁画を見上げていた。そこには「海」と呼ばれるものが描かれているという。教師はそれを“旧世界の幻想”と教えるが、アサヒにはそれがどうしても“嘘”に思えなかった。・・・・舞台：火山灰に覆われた地下都市〈ネリス〉。空は閉ざされ、地上の存在は“禁句”とされている。主人公：アサヒ（14）— 地上を知らない少年。名前の意味を知らずに育つ。テーマ：希望の記憶と、光の残響。

　世界が星に焼かれはじめたのは、ちょうど夏の終わりだった。昼間でも空は青くなく、夜になると流星群が止まらなかった。ひとつ、ふたつではない。数え切れない光が音を立てて落ち、街を焼き、海を蒸発させ、人々の影を地面に貼り付けていった。　少年・ソウタと少女・ミナは、焼け残った山の避難所で生きていた。避難所といっても、廃校になった小さな山小屋で、外の電力はもうない。食糧は町の倉庫から拾ってきた缶詰と、雨水。ラジオはノイズしか流れない。　それでもミナは日記を書いていた。表紙には〈星日記〉と書かれている。彼女は言った。「星が全部落ちたら、わたしたちが最後のページを書くの」　ソウタはその意味を分からないまま、横で薪を割りながら夜を数えていた。